翻訳と辞書
Words near each other
・ Digital Object Reader
・ digital pad
・ Digital Patarn Processing
・ Digital Pattern Processing
・ Digital Performer
・ Digital Persona
・ Digital Photo Professional
・ Digital Picture Exchange
・ digital presentation
・ digital processing
・ Digital Radio Mondiale
・ digital radiography
・ digital rate meter
・ digital readings
・ Digital Research
・ Digital root
・ digital scanner
・ digital scanning
・ digital service unit
・ digital signal processing


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

Digital Radio Mondiale ( リダイレクト:デジタル・ラジオ・モンディエール ) : ウィキペディア日本語版
デジタル・ラジオ・モンディエール
デジタル・ラジオ・モンディエール(、略称DRM)とは、特に短波を中心とした振幅変調(AM)のデジタルラジオの方式である。また、それを制定するための国際非営利団体の名称でもある。
==概要==
他のラジオ放送方式では音質も高いが短波や中波(通常のAM放送が利用)の中で放送するにはあまりにも帯域を多く必要とした。一方DRMはこれまでのAM変調に対応した送信機に合わせ設計されているため、この放送方式の開始には大きな費用がかからず、送信機にエンコードを行うDSPを内蔵したシステムを加えるだけで済む。
この方式は国際電気標準会議(IEC)からAM標準方式として認可された。国際電気通信連合(ITU)からこの方式の世界での使用を認められた。アメリカなどの地域(ITU region 2)では他の国際的協定を修正するまで承認は待たれている。
2003年7月16日、スイスジュネーヴで開催されたワールドラジオ・カンファレンス(ITU主催)において初めて放送された。
DRMはMPEG-4の内、音楽はAAC、トーク番組はCELPまたはHVXCで圧縮され、またオプションでSpectral Band Replication(SBR)を組み合わせることもできる。変調方式はCOFDM。またDRMにはデジタルのみに加え、これまでのアナログ放送にデジタル信号を多重する仕様もある。実験では9kHzステップで良好な結果が得られた。DRMは受信条件が良好ならばFM放送並みの高音質で受信できるため、従来の短波放送の音質改善に期待されている。
似た規格にIBOCがあり、こちらは中波放送FM放送でアナログ放送に多重する方式である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「デジタル・ラジオ・モンディエール」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Digital Radio Mondiale 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.